平松礼二「ジヴェルニー 春の宴」（FGR）

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◎日本国外からのご注文につきましては、額装されていないシートの状態でのご納品になります。但し、配送料は無料です。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

【作品解説】
モネは、ジヴェルニーに庭園を作る際、日本の浮世絵に倣って池に太鼓橋を掛けました。その太鼓橋の上には、藤棚が設けられ、春になると美しい紫色の藤の花が、上から太鼓橋を飾り付けるように咲き誇ります。
本作では、前景に紫色の小さな花をたくさん咲かせた藤の蔓が、画面上部から下に向けて枝垂れている様子が描かれています。後景には、黄金色に輝く水鏡と青海波の紋様による抽象化された池の水面が表現されています。この２つ異質の空間（＝レイヤー）を結ぶ存在として、図案化された燕が中景に配置されています。燕は、日本の古典文学や浮世絵にも度々描写されており、空中での美しく飛行する様子（＝燕返し）は、浮世絵においても人気の高いモチーフです。